子猫「わさびちゃん」の写真集100位圏外から18位に急上昇

今年の6月2日、カラスに襲われ重傷を負った子猫が保護された。顎は粉砕骨折、顎の内側にも穴を空けられ、舌が裂けた状態だった生後2～3週間の可哀想な子猫。
一命は取り止めたものの、自分で食事ができる状態ではなく、保護主がカテーテルで2時間おきにミルクを与えることになったが・・・
一時は里親を探すためにTwitterのアカウントを開設したものの、保護主の“父さん、母さん”は子猫を家族の一員として迎え入れることに決めた。その猫の名前は「わさび」。



給餌を嫌がるわさびちゃんがケガをしないよう、“おばあちゃん”が考案した愛らしいおくるみを身に着けた姿などが公開され、フォロアー数が一気に万単位に膨れ上がった。
少しずつ体重が増え、ケガが癒えていく様子を、約11万人（8月末時点）にも登るTwitterやinstaglamのユーザーたちが見守った。
しかし7月末ごろからてんかんの発作と思われる症状が頻繁に表れるようになったわさびちゃんは、8月26日に症状が急変し、27日には集中治療の甲斐なく天に登ってしまいました。

保護されてからわずか87日間という短い時間を全力で生きたわさびちゃんの写真集『ありがとう！わさびちゃん』が発売され、写真集の売り上げの一部が動物愛護の活動のために寄付されるということです。

【送料無料】ありがとう！わさびちゃん [ わさびちゃん ]

『ありがとう！わさびちゃん』の販売数が急激に伸びたのは、複数のテレビメディアに取り上げられた事が起因していると思われますが、命の尊さを再認識させらる「わさびちゃん」の冥福をお祈りいたします。