窃盗容疑で逮捕された、御法川雄斗容疑者の父親、みのもんた氏
『みのもんたの朝ズバッ!』を放送するTBSには一時期、連日のように右翼の街宣車が押しかけて抗議活動を行っていたという。
また、当初みのに対して擁護的な発言をしていた、同業のタレント仲間もチクリと「みの批判」を始めているらしい。



大物司会者みのもんたの次男・御法川雄斗容疑者が窃盗容疑で再逮捕ののち、釈放された。ただ「釈放」といっても、無罪放免というわけではなく「前日に同容疑者がこれまで否認していた容疑を認めたことで『これ以上、勾留しておく意味がない』と裁判所に判断された」(捜査関係者)だけという。

御法川容疑者が勤務していた日本テレビは、彼を諭旨解雇処分に。今後、実父みのもんたが経営する水道メーター会社「ニッコク」に身を寄せるとみられている。

そんな中、『みのもんたの朝ズバッ!』を放送するTBSには一時期、連日のように右翼の街宣車が押しかけて抗議活動を行っていた。目撃した人物は「街宣車の数はそれほどではありませんでしたが、『みのもんたを辞めさせろ~!』と大きな声が響き渡っていました」と証言する。

これにはTBSも大弱り。だが、これは別の“騒動”のとばっちりだったという。先月、「週刊文春」(文藝春秋)で、NHKの花形プロデューサーN氏が、大手芸能事務所「バーニングプロダクション」の周防郁雄社長と癒着関係にあり、「モーニング娘。」の肉弾接待を受けている――という記事が掲載された。告発したのは民族派団体「大日本新政會」総裁の笠岡和雄氏。記事の真偽は不明だが、同誌の発売と前後して、東京・赤坂にあるバーニングプロ前でも連日のように街宣活動が行われていた。

「街宣の“本丸”はバーニングですが、かわいそうなことに、バーニングとTBSは目と鼻の先。要は『バーニングに行ったついでに、TBSも寄っとこか?』というノリ。くだんの笠岡氏とみのもんたも過去に軋轢があったとはいいますが、TBSにしてみたら、たまったもんじゃないですよ!」(テレビ関係者)

このところは、すっかり収まったというが、今も“とばっちり街宣”にTBSがビクビクしていることだけは確かだ。

一連の報道に対しビートたけしは、週刊誌の連載コラムで、〈報道番組には出ちゃダメで、バラエティには出てもいいって理屈はよくわからないよね〉と指摘。バラエティーが報道よりも価値が低いというような態度は、〈ある種の「職業差別」だよな〉と疑問を投げかけたり

松本人志も、情報バラエティーに出演した際、テレビやラジオを続けているみのに対して、「ボクならムリ。後ろめたさ対自分で勝てない」と吐露したという。