女優・長澤まさみ(25)と俳優・伊勢谷友介(36)が真剣交際していることが3日、スポーツ報知の取材で分かった。昨年のブルーリボン賞授賞式で顔を合わせている2人は昨夏、フジテレビ系時代劇「女信長」(4月放送)での共演を機に急接近。交際して約半年だという。長澤は昨秋からドラマの収録で台湾に長期滞在。その休日には海外に留学経験のある伊勢谷と電話でやり取りするなど心細い中、不安を取り除いてくれる一番の支えになっていた。年齢的にも2人の今後の展開から目が離せない。

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意外な大物カップルの交際が明らかになった。まさに美男美女の組み合わせとなる長澤と伊勢谷。11歳の年の差があるが、昨秋から交際が始まり、人知れず静かに大事に育んでいた。

公の場で2人が一緒になっているのは、昨年2月のブルーリボン賞の授賞式。長澤は助演女優賞を、伊勢谷は助演男優賞を受賞していた。当日の着席順で隣り合わせになっており、多少の会話があったと思われる。

その半年後の夏になって時代劇「女信長」で共演が決まった。これがまた2人のこの先を予感させるかのような役どころで、長澤は信長の妹・御市を、伊勢谷は羽柴秀吉を演じている。秀吉が恋い焦がれる美女が御市であることは有名な話だ。役を超越して互いに引かれ合い、本当に交際へと発展した。

心の支えに 付き合いが始まって、長澤は休む間もなく、海外進出となるドラマ「ショコラ」(今夏放送予定)の収録のため、台湾へ。約5か月間にわたる長期滞在で膨大な北京語のセリフでは悪戦苦闘の日々が続いた。心の支えになっていたのがほかでもなく、伊勢谷の存在だった。

伊勢谷は米ニューヨークに留学経験もあり、英語も堪能。海外で暮らす中での不安や心細さもよく分かるだけに、長澤も精神的にどれだけ救われ、心強かったか分からない。伊勢谷は俳優にとどまらず、映画監督や実業家としても多才ぶりを発揮している。長澤が、自分にないものを持っている憧れの男性として、尊敬から、一番大事な人に変化していったのも自然な流れかもしれない。

12歳で芸能界入りし、絶えず注目されてきた長澤は多忙な中、13年間を過ごしてきた。近年は幼さから脱皮し、大人の演技が評価され始めている。最近になって、一度自分を見つめ直し、英語の興味も増し、本格的に時間をかけて語学を学びたいとも考えているという。

2人を知る関係者は「すぐの結婚はないでしょうが、互いを尊重し合った真面目なお付き合いだと思います」と話している。今25歳と36歳。今後の2人から目が離せなくなってきた。