オリコンが21日に発表した『第45回年間ランキング2012』で、AKB48が2年連続でシングル年間TOP5独占、5作ともミリオンを突破する快挙を達成した。CD、DVD、Blu-ray Discの総売上は191億円。年間の音楽ソフト総売上額1位のアーティストに贈られる「アーティスト別トータルセールス」を2年連続で受賞したのをはじめ、16部門中最多の5冠を獲得した。

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シングル部門では、昨年史上初の年間TOP5を独占したAKBが今年も独走状態だった。8月27日にグループを卒業した“絶対的エース”前田敦子の事実上ラストシングルとなった「真夏のSounds good !」(182.0万枚・5月発売)を筆頭に、「GIVE ME FIVE!」(143.7万枚・2月発売)、「ギンガムチェック」(130.3万枚・8月発売)、「UZA」(121.5万枚・10月発売)、「永遠プレッシャー」(同107.3万枚・12月発売)と続き、今年も「作品別売上枚数」「作品別売上金額」ともにTOP5独占、5作ともミリオンセラーとなった。


AKB48のシングル年間1位は、2010年の「Beginner」(95.4万枚)、11年の「フライングゲット」(158.7万枚)に続き3年連続。宮史郎とぴんからトリオ(1972・73年)、ピンク・レディー(77・78年)、嵐(08・09年)の3組が記録した2年連続を上回り、こちらも史上初の快挙となった。

今年ランクインしたAKB48の音楽ソフト57作の総売上額は191.0億円(内訳:シングル14作=90.4億円、アルバム4作=28.6億円、ミュージックDVD38作=71.6億円、ミュージックBD1作=0.3億円)。自身が持つ女性グループ歴代1位の162.8億円を約28億円も上回り、記録を更新した。2年連続の『アーティスト別トータルセールス』受賞は、09・10年の嵐以来2年ぶり。女性グループとしては77・78年のピンク・レディー以来34年ぶり史上2組目となった。

選抜総選挙1位に返り咲いた大島優子は「『3年連続年間シングル1位』『2年連続年間TOP5独占』『2年連続5作のミリオン』はいずれも史上初の記録だとお聞きしました。デビュー当時はまったく想像できなかった記録で、メンバー一同驚いています」とコメント。同2位の渡辺麻友は「来年も期待に応えられるよう、AKB48らしく一生懸命頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。

yahooニュースより