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6月6日に開催された、サッカーJ2リーグ戦、
アビスパ福岡VS徳島(レベスタ)戦で
高山啓義主審が、差別的発言をしたという疑惑が浮上しています。

問題になっているのは、試合の後半35分、接触プレーで倒れこんだ
福岡のMF酒井宣福(のりよし)に高山啓義主審が
「Are you OK?」と英語で質問。
「大丈夫です」と日本語で酒井宣福が返すと、
「なんだ、お前、日本語を話せるんだ」と嘲笑しながら応じたという。

そのやり取りを見ていたチームメイトから「審判それはないでしょ」
と突っ込まれると
「後で謝る」と約束したが、謝罪はなかった。

酒井宣福から報告を受けたクラブ側は試合後にマッチコミッショナーに抗議し、
事情聴取を受けた高山主審が「そんなことは言ってない」と説明したため、
近日中にJリーグに意見書を提出する方針を固めた。

酒井宣福は日本人とドイツ人のハーフで、日本代表DF酒井高徳の弟でもある。
クラブ関係者は「外国人風の見た目ではあるが、Jリーグで何度も笛を吹いている審判なら宣福のことは知ってるはず。差別的な発言とも取れる」と問題視した。高山主審は02年からJ1リーグで主審を務めており、国際主審でもある。